本日31日からいよいよ佐藤佐吉ユース演劇祭参加作品ラストの団体カミグセが幕を開けます!
カミグセ「隣の芝生の気も知らないで」
演劇祭始まってみたら本当に早いですね。あっという間に4団体が過ぎ去っていきました。
沢山のお客様にご来場いただいて、各団体も面白い作品を持ってきてくれて嬉しい限りです。
ラストを飾るカミグセは、我らが王子小劇場職員のつくにうらら嬢が主宰する団体でございます。
普段劇場で接しているつくにさんがどんな様子で創作を行っているのか覗くべく、先日稽古場にお邪魔してきました。
手前のお尻向けているのが、つくにうららさんです。
そしてくつろいだ服装で集っているのが出演者の7名の女優陣です。
今回の「隣の芝生の気も知らないで」はキャストが全員女性なのであります。
それだけで素敵ね、そんでこの全員パジャマ姿。
萌え要素満載や!
皆さんパジャマで稽古というなんともアットホームな稽古場だなと思っていたらどうやら衣裳のようでした。
そりゃそうか、パジャマで稽古って油断しすぎか。
あまり言うとネタバレしちゃって怒られちゃうから控えるけど、パジャマの衣裳から制服の衣裳になる模様。
はい、これ制服。
可愛くないですか?
可愛いよね、並んでるだけで可愛いって凄いね。
この場合の可愛いの計算は
可愛い+可愛い+可愛い+可愛い+可愛い+可愛い+可愛い=7可愛い
ではなくてね、
可愛い✕可愛い✕可愛い✕可愛い✕可愛い✕可愛い✕可愛い=いっぱい可愛い
です。
この制服つくにさんが随所にこだわりをみせたお手製らしいです。
ちなみに僕の可愛いポイントは靴下です。
靴下可愛い女の子はトータル可愛いですね。
たまに不真面目な靴下の女子を見かけますが、不真面目な靴下、良くないと思うんだな。
稽古場では幸運なことに通し稽古を拝見させていただきました。
おいら、プロデューサーになって良かったよ!こうやって正々堂々と女性ばかりの稽古場にお邪魔して写真が撮れるなんて、ありがとう佐藤佐吉ユース演劇祭!とこんなにも演劇祭に感謝したことはなかったかもしれない。
残念ながら通し稽古での衣裳は普通に稽古着だったのですが、いいのよ、それでも可愛いものは可愛いんだから。
あ、なんか可愛いしか言ってない、可愛いだけの演劇なんてって普段は否定して回っているくせいになんかすみません。
でもね、今回のカミグセね、可愛いだけじゃないんです。
佐藤佐吉ユース演劇祭のキャッチコピー「若いね、なんて言わせない」的に言いますと、
「可愛いだけ、なんて言わせない」
です。
軽やかさと繊細さが同居した鮮やかな劇世界がそこにありました。
女生徒たちの日常をモノローグを通して内面世界を描いていく物語。
男子の僕からすると、未知の生き物である女子の心の中を覗いた気がしてなんだか今まで触れたことのない感触のものに触れたようでザワザワしました。
きっと、女性と男性では見え方また違ってくるんだろうな。
でも性別関係なく共感はできそう。
7名の個性が丁寧に描かれていますので、誰かしらはきっと客席の誰かに通じているのではと思います。
カミグセ、本当に素敵な作品になってますよ!
是非とも観にきてほしいです!
佐藤佐吉ユース演劇祭、どうか足をお運びくださいませ。
まだチケットあるみたいですよ!!!
あと、このカミグセの週はね、王子にお越しいただけると王子駅裏手の飛鳥山公演で綺麗な桜がみれますよ。
桜にぴったりな作品では勝手に思っています。お花見ついで、観劇ついでにぜひ!
カミグセ
「隣の芝生の気も知らないで」
2016.3.31(thu) - 4.4 (mon)
http://www.kamiguse.com/